whiteout

土曜日にsawadake師匠からお誘いいただき、2年ぶりの冬山登山へ。


6時博労座からスタート。すでに先行しているパーティーがいる。

気温はさほど低くなく、登りなのも手伝って直ぐに体が温まってくる。



5合目のあたり。

前日の予報では風速5mだったが、林間は風を感じなかった。

夜が明けたが、どうやら予報とは違って曇天・・・。


遮るものがなくなれば、あぁ、ホワイトアウトというやつだな。

8合目あたりで、トレースが無くなる。

なんとか師匠が道標のポールを見つけてくれて先に進めた。(1人なら遭難してたかも)


2人程、単独登山者が途中で引き返していく。ちょっと話をしたが、先に進むことに。



確かにキャラボク地帯の木道を外れると、数メートル落ちるだろう。

帰ったら嫁にピッケル持ってなかったの?と突っ込まれた。


避難小屋から降りてこられた方とすれ違い、どうにか小屋の中にたどり着く。


中は真っ暗で、寒い。手が悴み、暖を取るのも難儀。しばし休憩後、下山。


吹き上げてくる風に顔を覆いながら下る、登るよりは楽だが、

脚を着く位置が悪かったりすると、時々バランスを崩す。

スノーシューほどではないが師匠のペースに頑張ってついて行った。

途中、たくさんのパーティーとすれ違う。

バックカントリーする人、かなり高齢な方・・・、こんな天候なのに大盛況。


景色は楽しめなかったが、また一つ登山の経験値が上がってよかった。


まぁでも、冬山は舐めてはいけないと思い知らされた一日だった。